アイメトリクスではアイメーターの機能強化と平行して、眼鏡レンズメーカー各社と共同して「3D-Form(スリーディー・フォーム)」テクノロジーを推進しています。これは、三次元計測器の「アイメーター」などでお客様固有の顔の立体形状を測定し、レンズを一人ひとりの眼に合わせて最適に設計するオーダーメード眼鏡の最新ソリューションです。
その特徴は第一にゆれや歪みの原因となる収差を分散させた設計が可能なこと。第二に眼鏡の傾斜角、眼と眼鏡の頂間距離やそり角を考慮したきめ細やかな設計が可能なこと。そして第三には、装用感に関する感想を伺い、ご希望があればパーソナル情報に基づいてレンズを作り直すというインプレッション(感覚)期間を設けていることです。
背景にあるのは、正確な計測技術やレンズメーカーの切削技術と設計理論、機能性豊かなフレームなどの技術。それらが結集し、初めて「3D-Form」による眼鏡が実現したのです。アイメトリクスでは現在、「3D-Form」が提供する高い付加価値に注目しており、眼鏡マーケットの新たなカテゴリー、「特別な眼鏡」として定着させていきたいと考えています。
「いつも、アイメトリクスは時代の先陣を切ってきました。これからも、その精神は変わることはありません。お買い求めいただいたお客様の信頼、信用に応えるために、そして一生涯お付きあいをしていくためにも、アイメトリクスは誰もが成し遂げていないことにチャレンジし続けるブランドでありたいと願っています」 (前述、石原氏)
アイメトリクスの商品開発、テクノロジーにフォーカス
いかがでしたか。アイメトリクスの商品コンセプトやアイメーターの先進性をご理解いただけましたでしょうか?
次回Vol.2ではアイメトリクスが、それらを商品づくりにどのように反映しているのか、実際の研究開発プロセスをフィーチャーしたいと思います。掲載は12月上旬を予定しています。