10th Years Anniversary 軌跡が奇跡を生む。眼鏡ブランド「REAL」の挑戦が続く。

眼鏡への情熱が源泉となった、魂の逸品

「理想のメガネフレーム」の実現を目指し、2005年10月に誕生したブランド「REAL」。日本が誇るものづくりの技術を生かし、「洗練された究極のデザイン&カラー」というコンセプトを追求している。フレームの色をグラデーションさせたり、流麗なフォルム・デザインを施し、斬新さ・先進性を強調する一方、ヨロイ部分に最新のマテリアルであるゴムメタルを採用し絶妙のフィット感を演出するなど、機能性にも気を配っている。

人気が高いのが、前衛的なデザインで話題を呼ぶRF品番モデルとクラシカルな温故知新シリーズだ。いずれも、「魂の逸品」と称されるだけあって、大量生産は行っていない。福井県鯖江市の眼鏡職人や工場で働く技術者らがハイテクと匠の技を組み合わせ、一つひとつに情熱を込めて作り上げている。それだけに、取扱い店舗のオーナーやユーザーにはコアファンが多い。「一度、REALの素晴らしさを知ると他の製品では満足できなくなる」という声も聞かれるほどだ。

そんな「REAL」ブランドを立ち上げたのは、都内で眼鏡店を営んでいる井上文秀氏。「国内外のトップブランドの良さと自らのデザイン力・発想力を生かして、世界レベルのメガネフレームを作りたい」と決意し、設計に着手。デビュー作となったR0503をはじめ、続々と独創性に溢れる製品を生み出してきた。

気付くと今年の秋でもう10年となる。まだ軌跡を振り返るには早いが、「REAL」ブランドが様々な奇跡を生み出したのは間違いない。「感謝の気持ちをカタチにするためにも、もっともっと進化していかなければならない」と井上氏は力説する。

What's REAL?

「自分を信じる力が涌き上がる眼鏡を作りたかった」

目指すは、世界最高峰の眼鏡

「1994年に眼鏡店をオープンして数年が経った頃、あるドメスティックブランドのフレームを手にし、自分の価値観が変わるほどの衝撃を受けました。また、世界に目を向けてみると、日本製にはない魅力を醸し出すブランドがあったんです。それらと出会い、仕事がどんどん面白くなりました。ならば、それぞれの素晴らしさをベースに、世界最高の眼鏡を作ってみようと思ったんです。もともと、僕は眼鏡は矯正の道具だけではない。自信を与えてくれるもの、人生をプラスにしてくれるものだと考えていたので、デザイン性や機能性、掛け心地には徹底的にこだわりました。出来上がったのがデビューモデルのR0503でした。

真剣勝負だから面白い

有難いことにR0503はすぐに売り切れとなりました。「これは行けるな」と感じ、以後も創作活動を続けてきたんです。といっても、無名に近いブランドでしたから常に真剣勝負でした。でも、毎日嬉しいことの連続でしたね。例えば、ある日11万8800円もする眼鏡を3色フルバリでオーダーしてくれたお客様がいらしたんです。自分の作ったものがその方にとってかけがえのない道具になっているとお聞きし、涙が出るほど感激しました。また、仕入れていただけるお店が少しづつ増えていったことも励みとなりました。もう日々感謝ですよ。皆さんがいてくれたからこそ、僕は夢を追いかけてこれたと思っています。

Interview 01

「支えてくれたすべての人々の期待に応えたい」

立ち止まってはいられない

REALのメインモデルはRF品番と温故知新シリーズです。R番台はもともと僕が作りたかったものなんです。特徴はエッジ感と質感、重厚さを兼ね備えていること。一方、温故知新は世の中がクラシックな志向になってきたのを受けて、昔ながらのデザインを自分なりにアレンジするとともに、最新のマテリアルを駆使しています。モノ作りにあたり、自分としては常に前へ、前への姿勢で臨んでいるつもりですが、販売の現場に立っていると教えられることが多々あります。時には、「以前はもっと攻めていたのでは」という厳しい声が寄せられることも。それらを含め、お客様と接して肌で感じたことを、次のモデルに反映するよう努めています。

もっとどん欲に、もっと強くありたい

世界一のメガネフレームを作っている自負があるんですが、現状はまだまだ取扱い店舗様が限られています。もっと増やしていきたいですね。お店にとって、絶対に武器になるはずです。何しろ、利益度外視でやっていますからね。「どうです。凄いでしょ」と説明したくなると思いますよ。もちろん、眼鏡のユーザーにも、こんなに色使いの良い眼鏡があるのかって知ってもらいたい。実際、一度でもREALを掛けてくれたお客様は、次も必ずREALを指名してくれます。立ち上げ当初から、取扱い店舗様のオーナーが『REALの法則』と名付けてくれました。本物だと分かってもらえるんですよね。いずれにしろ、まだまだやりたいことだらけです。

Interview 02

ユーザーに会うと情熱が湧いてくる

ユーザーに会うと情熱が湧いてくる

「REAL」のデザイナー井上文秀氏は、井上氏を最も深く理解するパートナー妻AKEMIさんと共に、東京・綾瀬にあるセレクトショップ「REAL STAGE」を営んでいる。RF品番モデル、温故知新シリーズなども、井上氏が小売りの現場でユーザーとダイレクトに会話を交わし、肌で感じ取った想いやニーズの変化を結実させたものだ。立上げ当初は「いち小売店の店主に何ができるのか」という指摘もあったが、井上氏は自分の信念を頑なに貫き業界にインパクトをもたらした。「モノづくりの方向性は間違っていなかった。これからも店頭にはできるだけ永く立ち続けていきたい」と語る。

RF154

F154
語り継がれる逸品に

RF品番モデルの最新作。テンプルの芯金にゴムメタルを採用。高級感と一歩先を行くカラーリングを見事に両立させている。

¥38,000(税抜き)

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Soul evangelist shop

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