カナ | : | アイポイント | カテゴリ | : | フィッティング |
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英語 | : | eye point(EP),visual point,distance visual point | 関連用語 | : | ビジュアルポイント、遠用ビジュアルポイント |
ビジュアルポイント:視軸とレンズ後面との交点(JIS T7330:2000 5.11)
遠用ビジュアルポイント:一定条件下で遠方視のために使われるレンズ上に想定されるビジュアルポイントを指します。
(備考) 通常、頭をまっすぐにして眼が第一眼位にある状態での、視軸とレンズとの交点。(JIS T7330:2000 5.16)
メガネを掛けて正面を見たときの、視線とレンズの交わる位置。この位置を基準にレンズの光学中心の位置が決められます。
カナ | : | アセテート | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | CA | 関連用語 | : | ー |
多くのプラスチックフレームに用いられる樹脂素材のこと。
カナ | : | アッベスウ | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | Abbe's number | 関連用語 | : | 色収差 |
ドイツの物理研究者エルンスト・アッベ(Ernst Abbe)の名前からきています。アッベ数は光学ガラスの評価に用いられます。色収差の度合いを表す数値で、分散率の逆数であり、数値が高いと色にじみが少ないレンズです。メガネレンズでは屈折率が高いほど、アッベ数は低くなるのが普通です。
カナ | : | アニサイコニヤ | カテゴリ | : | 視機能/測定 |
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英語 | : | aniseikonia | 関連用語 | : | 不同視/不等像視 |
左右眼で物の大きさや形が異なって見える現象のこと。アニサイコニヤは左右眼で度数に大きな差がある不同視メガネを掛けると起きることがあります。眼底に映る像の大きさに違いが生じるためです。眼底に映る像の大きさは同じでも、アニサイコニヤが起きることがあります。網膜の単位面積当たりの視細胞数の左右差などにより、脳で感じる大きさに差が生じることがあります。形が異なるアニサイコニヤもあり、これは乱視度数に大きな左右差があるときに生じます。ヒトは5~7%の違いまでなら一つに見ることができると言われていますが、たとえ一つに見えても、あまりにも左右差のある像を見ることは疲れの原因になります。そのアニサイコニヤのテストには、ニューアニサイコニヤテストやコの字テストがよく使われます。
カナ | : | アルバイトフレーム | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | − | 関連用語 | : | 跳ね上げフレーム |
フレームの外側に、もう1つ跳ね上げ式の枠が付いたフレーム。
レンズが2枚装着するものと4枚装着するものがあります。
カナ | : | アルミニウム | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | Al | 関連用語 | : | ー |
チタンの60%という軽さの金属。鉄などと合金にすることで強度が上がり、航空機など軽量で丈夫さが求められる材料に用いられます。
カナ | : | アンダーリム | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | under rim | 関連用語 | : | アンダーハーフリム、アンダーハーフリムレス、逆ナイロール、JIS:溝掘フレーム |
溝掘フレームは通常、上部にリムバーがありますが、それが下部についているタイプのこと。
カナ | : | イチヤマフレーム | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | − | 関連用語 | : | − |
パッド足の構造を持たない眼鏡フレーム。日本で改良される以前のフレームに見られるデザインです。
カナ | : | イメージジャンプ | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | image jump | 関連用語 | : | バイフォーカルレンズ |
バイフォーカルレンズなど境目のある遠近両用で視線が遠用部と近用部を移動するとき像がジャンプしたように飛んで見える現象のこと。
カナ | : | イロシュウサ | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | chromatic aberration | 関連用語 | : | アッベ数 |
収差(しゅうさ)とは、レンズによって像ができるときに発生する色づきや、像にボケやゆがみを生じること。メガネでは強度数のレンズ周辺を通したときに見える色にじみをいいます。レンズの厚みと低いアッベ数の高屈折レンズに見られます。
カナ | : | インセット | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | in set | 関連用語 | : | 内寄せ |
人は遠くを見る視線に対して、近くを見るときに内寄せ(より目)します。累進屈折力レンズの設計で、近用部はあらかじめ遠用部より内寄せしてあります。このことをインセット設計といいます。古い設計の安価なレンズでは、用途に関係なく、瞳孔間距離64mm目的距離30cmの平均的条件の片眼2.5mmの固定インセットとなっています。使用目的や個人に合わせたインセット設計を行うことが望ましいといえます。
カナ | : | インナーフレーム | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | − | 関連用語 | : | − |
度付きレンズをゴーグル内側に装着する為の小型フレームのこと。
スポーツ用ゴーグルに見られます。
カナ | : | ウエリントン | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | Wellington | 関連用語 | : | − |
玉型の1つ。角が目立ちにくい四角形。
カナ | : | ウチヨセ | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | in set | 関連用語 | : | インセット |
人は遠くを見る視線に対して、近くを見るときに内寄せ(より目)します。その量はその人の左右の瞳孔間距離と目的物との距離で変化します。累進屈折力レンズの設計において、近用内寄せ量の設計はベーシックなレンズでは固定(平均的条件)となっています。
※インセット参照
カナ | : | ウワヘイ | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | − | 関連用語 | : | 平板/プラノ |
遠近両用レンズの遠用部が度数なしの場合の呼び方。
カナ | : | エンキンリョウヨウ | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | bifocal glasses,bifocals,Progressive lens | 関連用語 | : | 累進屈折力レンズ |
加齢により、単焦点レンズでは近方視が困難になった老視の人向けに作られた1枚のレンズ内に複数の光学中心を持つ構造のレンズのこと。単焦点に対して多焦点レンズともいいます。眼鏡店では「遠近両用」というと累進屈折力レンズを指す場合が多いです。
カナ | : | エンシ | カテゴリ | : | 視機能/測定 |
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英語 | : | hyperopia | 関連用語 | : | − |
ピント合わせの力(調節)が働いていない状態のとき、遠方の光が網膜の後ろに焦点を結ぶような屈折状態のこと。光を屈折させる力が弱いか、眼球が小さい場合は遠視になります。いずれにしろ網膜上の像がぼやけるため、遠視の人はピント合わせの力を余計に使って物を見ることになり、そのために疲れやすくなります。また、加齢とともにピント合わせの力が低下すると、近くはもちろん、遠くもぼやけて見えにくくなります。遠視は凸レンズのメガネで補正します。また、小児のとき強い遠視があると斜視や弱視になることがあるので遠視のメガネを掛けて治療することがあります。
カナ | : | エンチュウレンズ | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | cylindrical lens | 関連用語 | : | − |
乱視の補正のために用いられます。円柱レンズとは、円柱を縦方向に垂直に切り取った形状のレンズです。遠視性乱視の場合は凸円柱レンズを、近視性乱視の場合は凹円柱レンズを使います。一般に近視や遠視と乱視が混在する場合はトーリックレンズといいますが、近視や遠視の度数が無く、近視性乱視と遠視性乱視のみの補正のときに円柱レンズと呼ぶことが多いです。
カナ | : | エンテン | カテゴリ | : | 視機能/測定 |
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英語 | : | far point | 関連用語 | : | − |
ピント合わせの力(調節)が働いていない状態のとき、ピントが合うところを遠点といいます。目からの距離で測定します。遠点が遠方(正確には∞)にある目を正視といいます。近視では遠点が近くにあり、それ以上の遠くがぼやけます。その遠点を遠方に調整するのが近視のメガネです。一方、遠視の遠点は∞遠方よりさらに遠いところにあると非現実的になり、目の後ろ(眼後)に遠点があると表現しることがあります。
カナ | : | エンポウシリョク | カテゴリ | : | 視機能/測定 |
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英語 | : | distant vision,far vision | 関連用語 | : | − |
遠見視力ともいいます。遠くを見ている時の視力で、通常は5mで測定します。欧米では20フィート(6.096m)がよく使われます。一方、近くを見ている時の視力は近方視力(近見視力)といいます。
カナ | : | エンヨウ | カテゴリ | : | 視機能/測定 |
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英語 | : | for far | 関連用語 | : | − |
遠くを見るためのメガネを遠用といいます。ピント合わせの力(調節力)に余裕がある30歳代までは、遠用メガネを掛けると遠くから近くまで見えますが、40歳代以降では近くの物が見づらくなります。日本では遠用メガネを合わせるための検査を5mで行うのが一般的ですが、通常は3m以上の距離を見るためのメガネと考えるとよいでしょう。
カナ | : | オウハンブ | カテゴリ | : | 視機能/測定 |
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英語 | : | macula | 関連用語 | : | − |
眼球後極部網膜の直径5~6mmの範囲を黄斑部といいます。その中に直径2mmのやや黄色みを帯びて見える黄斑があり、さらにその中心に直径約1.5mmの窪みになった中心窩があります。その中心窩の中央部直径約0.4mmが視力が最もよい中心小窩です。黄斑部は、視力、色覚に重要な部位であり、黄斑部に障害があると様々な視覚障害が生じます。
カナ | : | オウレンズ | カテゴリ | : | レンズ |
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英語 | : | concave lens | 関連用語 | : | マイナスレンズ |
レンズの種類で凸レンズと凹レンズがあります。凸レンズは光を集光し物を大きく見せます。凹レンズは逆に光を発散させます。メガネでは-(マイナス)をつけて標記します。近視の補正に使用されます。
カナ | : | オートレフ | カテゴリ | : | 視機能/測定 |
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英語 | : | auto refractometer | 関連用語 | : | − |
他覚的に目の屈折値を測定する装置のこと。近視、遠視、乱視の度数と乱視軸の方向が測定できます。この数値を参考に目の度数を測定し、メガネの度数を調整します。近赤外光を瞳孔から眼球内に入れ、眼底からの反射光を検出し、屈折値に換算しています。調節が働くと正確な測定ができないため、提示された視標を自動的にぼかして、無駄な調節が働かないような仕組みになっています。それでもなお、若い人の場合は調節が入り誤差がでることがあります。測定には、機種により異なりますが、2.0~2.9mm以上の瞳孔径が必要です。また、測定光の障害となる睫毛や混濁があると測定できなかったり、測定精度が低下します。
カナ | : | オーバル | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | Oval | 関連用語 | : | オブロング |
玉型の1つ。横長の卵型で楕円に近い形。
カナ | : | オクタゴン | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | Octagon | 関連用語 | : | − |
玉型の1つ。8つのはっきりとした角があるデザイン。
カナ | : | オプチル | カテゴリ | : | フレーム |
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英語 | : | optyl | 関連用語 | : | − |
一部の高級ブランドと提携して販売されている商品の名前。素材は、形状が崩れにくい熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂(EP)が多く見られます。