お客様一人ひとりの顔の形状を計測し、その人に合ったフレームとレンズが組み合わされれば「理想のユーザー仕様メガネ」を作れる。そう結論付けた、アイメトリクスが取り組んだのが製品づくりの根幹となる顔の３D計測機「アイメーターEM100、EM200」の開発でした。今から20年以上も前のことです。

「アイメーターEM100、EM200」とは、メガネ作成に必要な顧客データを計測する機械です。お客様によって異なる頬の高さ、両目の間隔、目と耳の位置など、３次元座標によるポイントチェックにより87箇所もの計測値を算出。その詳細なデータをもとにお客様の顔を立体形状で表示します。

しかも、その場でアイメトリクスを装着した際の合成画像を確認できるので、レンズのタイプ、シェイプ（玉型）、コンポーネントカラー(フレーム部)をモニターでシミュレーションすることができます。まさに、サイエンスの粋を結集した世界初の三次元計測システムとして業界に大きなインパクトをもたらしたのです。

その後、アイメトリクスでは自社の製品コンセプトに共感する全国の特約店（メガネ専門店）とのフランチャイズを構築。「アイメーター」のレンタルと操作トレーニングを通じて、お客様一人ひとりにパーフェクトフィットしたメガネの製造と卸売りを本格展開します。

徹底したユーザーサポートも評価され、アイメトリクスはほどなく、スポーツからビジネスまで、どんなシーンでも軽くてズレない高性能メガネブランドとして定着していったのです。

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